何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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ボーナストラックは必要か?
ワーナー・ミュージックのポール・サイモン公式サイトが、2009年6月でニュースの更新が止まってる。公式なのにけしからん!と思ったら。そうだ、ポールはもうソニー・ミュージックに移籍してたんだった(笑)。

それはともかく、7月に発売された「グレイスランド25周年記念盤(CD+DVD)」。CDはリマスター&ボーナストラック付き、DVDには映画としても公開される「アンダー・アフリカン・スカイズ」を収録。掲示板の書き込みによると、ピーター・バラカン氏も絶賛のようで。
しかし私はまだ買ってない。だってもう持ってるしグレイスランド。1986年に出たLP盤も、90年代に出たCD盤も、2000年代に出たデジタルリマスター盤も持っている。

そんなにグレイスランドばっかり何枚もイランわ。
付属のDVDだけ売ってくれ。


だいたい、なんで今になって25周年? 1986年発売だから去年が25周年のはず……と、細かいことはもう言うまい。気に入らないのは、昔のアルバムにボーナストラックをつけて売ろうとする「ボーナストラック商法」の方だ。
すでにそのアルバムを持ってる人に、ボーナストラックつけてまた同じアルバムを買わせようとするのはちょっとセコい。でもそのボーナストラックを喜ぶ人もいるだろうし、私がとやかくいうことでもないのかもしれない。
でもなー。グレイスランドのような、すでに完成されているコンセプトアルバムに、ボーナストラックなんて邪魔なだけな気がする。
アルバム、特にコンセプトアルバムは、一つのテーマに基づいて構成されているわけだし。グレイスランドの場合も、11曲の音楽が互いにつながり、一つの「流れ」「物語」をつくっている。もちろんそのことはレコード会社もわかっていて、その「流れ」をさえぎらないよう、ボーナストラックはアルバムの最後に収録されている。とはいえ、すでに完結している物語に付け加えられた余計な加筆のようにも思えて、すっきりしない。

最初に発表されたオリジナル盤を持っている人なら、「これは別もの」と割り切って、純粋にボーナストラックを楽しめばいいのかもしれない。でもボーナストラックがついた記念盤で、初めて「グレイスランド」に触れる人だっているわけで。そう思うと、あの完成された世界観が、後から追加されたボーナストラックによって邪魔されないだろうかという不安が残る。つまりそれほど、オリジナルのグレイスランドは素晴らしいってことだけど。ああでも、その素晴らしさをもっと多くの人に広めるためには、こうして「25周年記念盤! ボーナストラック付き!」と宣伝するのはいいことなのかもしれない。ただでさえポールって日本じゃ地味だし……と考えると、ボーナストラック付きの記念盤もやむをえない気がしてきた(苦笑)。でも私は買わないだろなー、いくら好きだからって、同じアルバムを4枚もいりませんって(^ ^; 
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