何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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「試合に負けて勝負に勝った」ジャック・チー。
まず始めに、作者に謝らなくては。前の記事で「ペンタゴン乱入でジャック・チーが負けるのは仕方ないとしても、2対1の闘いを正当化するために、実はジャック・チーも『二人の超人が合体していた』みたいなオチはやめてほしい。そういう、 とってつけたような卑怯なキャラ設定はフェニックスだけで充分」と書いた。でもそんな心配は無用だった。ジャック・チーは最後まで完璧超人らしく、正々堂々と闘って散っていった。作者はちゃんと、各超人の属性を描き分けるつもりだったんですね。つまり悪魔超人は悪魔超人らしく、完璧超人は完璧超人らしく。まあ確かにブラックホールが二連勝とか、ちょっと優遇されすぎてる感じはあるけど(笑)。でも今回、作者が意図したかどうかは分からないけど、助っ人のペンタゴンに「勝たせてもらった」ブラックホールが、ジャック・チーの自害を許さず、自分で始末しようとしたシーンはゲスかった。「汚い手で勝ったオマエに、相手の最後の“誇り”まで奪う権利はあるのか?」とツッコミたくなるような。でもそのゲスさが、かえって悪魔超人らしくてとても良い。だってこのシリーズの悪魔超人ってみんな正々堂々としてて、「どこが悪魔超人?」って感じだったもの。なのでブラックホールは二連勝と引き換えに、ジャック・チーの「自害阻止未遂」のカッコわるさで地味に株を落とした印象だけど、かえって悪魔超人らしさが良く表現されていて、このシリーズのコンセプトをより印象づけていたと思う。
ジャック・チーも、散り際の潔さも含めて最後まで完璧超人らしいキャラクターで、無双したペンタゴンよりも深く印象に残った。ひいき目かもしれないけど、「試合に負けて勝負に勝った」感じ。「ではさらばだ。下等超人の諸君!」と言い残すシーンなんか、昔懐かしアニメの美形キャラって感じ(笑)。(今はどうか分からないけど、昔は美形キャラって、主人公に敵対する美形の悪役をさした言葉だったと思う)

煽り文を信用すると、次からはいよいよスプリングマンの闘いにカメラが移る? 勝てとは言わない。「らしい」ファイトを魅せてくれたら、別に死んでもかまわないと思っている私ってヒドいわ(笑)。だって下手に勝って生き残るより、ジャック・チーのように潔く散った方がより心に残ると、今回の話を読んで思ったもん。それにさすがに完璧超人負け過ぎっていうのもあるし。あーでも、バッファローマンとのタッグも見たいんだよなー、悩ましい。

以上、「キン肉マン 第47話 疾風怒濤の空中殺法!の巻」の感想でした。
※毎話更新にあらず。書きたいネタがあった話のときだけ感想を書いています。

以下「続きを読む」に拍手への返信です。
12.16
西さん

express誌といえば「飛ばし」で有名なとこなのに、私としたことが……。でもバラックの「全ては憶測だ」 ってコメントも、当てにならないことこの上ないですからねえ。どっちを信用すればいいのやら……って、ファンなら当然バラックを信用しろよ!って感じですが(笑)。でもこれまでの経験上、バラックのコメントもあんまり信用できない。
でもバラックの言う通り、あのexpress誌の記事が全て憶測だとしたら。引退試合のゲストメンバーも憶測で書いてたってことで、つまりチェルシー組や代表組のキャプテンであるにもかかわらず、テリーやラームは記者から「こいつらは呼ばれないだろう」と思われてるということに……(笑)。
あと、現地観戦が生き甲斐になってることへのフォローありがとうございます。時々バラックを応援していることが苦行か何かに思えることもありますが(笑)、それだけ好きな選手がいるというのは、やっぱり嬉しいことですよね。
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