何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 出し惜しみのススメ | main | 失望 >>
だって少年漫画だもん。
ずっと恐れていたことが、とうとう現実になってしまった。スプリングマンが死んだとたん、キン肉マンを読むモチベーションがガクンと落ちてしまったのだ。

まあそうは言っても、今後もキン肉マンは読み続けるけれど。でもこれまでのように、日曜深夜の午前0時になるのをワクワクして待ち、更新と同時に「読む」ボタンをクリックする、ということはなくなるだろうな。「スプリングマンがもういない」初めての回である今週の話を読みながら、ひしひしと「もういない」寂しさを実感してしまったから。これまでさんざん「スプリングマンのキャラ変わっとるやん」と文句を言っていたくせに、いざいなくなると、心にぽっかりと大きな穴が空いたような喪失感が。
もう試合はしなくてもいいから、生き残ってほしかったな。でもあそこで死んでこそ華、という気もする。特に先週は完全に「主役」としての大活躍で、あれ以上を望むのは贅沢というものだろう。

これまで抱いていた「こんな熱血キャラはスプリングマンとちがう」という違和感も、先週の話を読んで吹っ切れた。ああいう熱血キャラにならないと、主人公級の活躍はできなかったと分かったからだ。だって少年漫画だもん、キン肉マンは。それも昔ながらの、「友情・努力・勝利」を貫く王道派少年漫画。作者のゆでたまごも、変にひねったりしない、ストレートに熱い展開の時がもっとも筆が冴える気がする。
それでも私はやっぱり、昔のクールでクレバーなスプリングマンの方が好きだけれど。でもあのクールなキャラのままだったら、今回のような大活躍はできなかっただろう。少なくとも、キン肉マンという漫画では。

「あれ?」と思ったのは、仲間達の闘いを観戦していたときはあれだけ「あのお方のために」を連発し、仲間が死ぬとサタニック・サインを繰り出していたスプリングマンが、自分の闘いのときはひとことも「あのお方のために」とは言わず、死ぬ間際にもサタニック・サインをしなかったこと。むしろ「あのお方」ではなく、全力でステカセのために闘っていた。……これはスプリングマンの心境が変化したというよりも、作者が「あのお方」うんぬんの設定を忘れ……(笑)いやいや、その設定を後回しにするほど、「ステカセの仇討ち」としての闘いを描きたかったからだと思う。
嬉しかったのは、前回タッグを組んだ時には、スプリングマンが殺されたときもずっと平然としていて、笑みすら浮かべていたバッファローマンが。今回はスプリングマンの死にとてもショックを受けていたことだ。これも、「悪魔超人」としては前回の反応の方が自然な気がするっちゃするけど、それでも私は嬉しかった。

確認してみると、スプリングマンの再登場を喜んでる記事が2012年2月21日。なのでほぼ約一年間、スプリングマンに楽しませてもらったことになる。MacBook Airを衝動買いしたのも、「キン肉マンのweb連載を読みたい」というのが主な理由だったし。買った時には、メインマシンにはこれからもG5を使う予定だったけれど、起動と処理の早さから、今やすっかりAirがメインマシンになっている。もしキン肉マンにスプリングマンが登場しなければ、恐らくAirを買う事はなかっただろう。だから今の快適なMacライフを私に与えてくれたのは、ある意味「スプリングマンのおかげ」と言ってもいい。

いくら感動的な死を遂げようとも、しばらくたつと何事もなかったかのように生き返るのがキン肉マンの世界だけれど、それでも胸にぐっと迫る「別れ」を魅せてくれたスプリングマン。一年間ありがとさん。

以上、もしかしたら最後のキン肉マンの感想になるかもしれない「第53話 命を賭した敵討ち!!の巻」及び「第54話 “完幻”の闘牛士!! の巻」の感想でした。
※毎話更新にあらず。書きたいネタがあった話のときだけ感想を書いています。
web拍手 by FC2
スポンサーサイト
web拍手 by FC2
わーかーるー!
お気に入りのキャラが死んだ途端、読む気力失せますよね。こちらは最近、読みたい漫画が多すぎて嫌になり読む気力が…尽きました。
thewhitenotes | 2013/03/28 22:35
>thewhitenotesさん
そうなんですよね、いくらフィクションと分かっていても、好きキャラが死んでしまうと興味が半減^^; そのキャラなしで物語が進んで行くのがつらいんですよね。
「死ぬ」までいかなくても、あんまり作者に愛されてなさそうなキャラを好きになったときも辛いですよね(笑)。読みたい漫画が多すぎて嫌になる気持ち、分かります。いったん読み出したら最後まで読みたくなるから、キリがないし。それに最近の漫画ってやたら長いし!「花より男子」とか、途中で挫折しましたもん(笑)。
めえこ | 2013/03/31 18:40
かつて私も「っポイ!」(やまざき貴子著)のファンでしたが、とうとう終わったようです。30巻という超長編漫画です。人気がありすぎて所属雑誌がLaLaから何か新刊に替わってまで続いていたようです。

読み始めたのはリアル中学時代。24・25歳頃まで続いていたことに驚いています。途中読んでいないところがあるので、そこだけは読みたいなと思いますが…何しろ30巻…。レンタル屋にさえ置いていません。古本屋に行くしかないのが残念です。

作者に愛されてないキャラ、好きなキャラがいないままでストーリー進行ってホント悲しいですよね。「ここに出てきたら面白いのに…」とか勝手に思っちゃいます。

「花より男子」は台湾や韓国でドラマ化されているのでそっちを見た方が早いかもしれません。特に台湾ドラマは平日毎日1時間とか普通に放送しているので全ストーリー制覇しているかもしれません。
thewhitenotes | 2013/04/03 08:53
レンタル屋に置いてないのは残念ですね。でもレンタル屋って意外と「あんなに人気だったのに!」というのが置いてないことがありますよね。特に長編だとその傾向が強いような。30巻くらいになると、棚のスペースも取っちゃうし。
「花より男子」はドラマを見るのも手ですね!確かに。でも最後、あの二人が結ばれることはもう分かりきってるし^^;結ばれるまでの「過程」を楽しめたらいいんでしょうけれど、私には長過ぎてついていけませんでした。昔ブックオフでバイトしてた時はタダで読めたので読んでたけど、バイトを辞めてからはタダでは読めなくなったのも大きな理由です(笑)。
めえこ | 2013/04/05 13:12
COMMENT









Trackback URL
http://still-crazy.jugem.jp/trackback/225
TRACKBACK