何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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【1日目】揺らぐ「ドイツ飛行機安全神話」?
次の飛行機が出るまでの乗り継ぎ時間が二時間というのは、ちょうどいい。これより短いと慌ただしいし、これより長いと時間を持て余す。まだ二人とかならおしゃべりして時間をつぶせるけど、一人で五時間も六時間も何しとけっちゅーねん。近隣をプチ観光とかしようにも、たいてい空港って周りに何もないとこにあるし。

そんな訳で、ライプチヒへの乗り継ぎが二時間、というのは我ながら上手くスケジュールを組めたと思う。出発17時、到着18時というのも、まだ明るい時間帯だし。海外旅行六回目にして、ようやくちょっと旅慣れてきたか?

ライプチヒ行きの飛行機は、ルフトハンザ・シティラインという、ルフトハンザの国内便。まだ一度も乗ったことがないけれど、たぶん小型機と思われる。実は私は小型機が好き。小さいから飛行中の揺れをダイレクトに感じるけど、それがいかにも「飛んでる!」って感じで好きなんですよ。
「墜落するかも」という恐怖は全く感じない。ドイツの飛行機は落ちない、というほとんど迷信に近い安心感があるから。これはやはり、初めての海外旅行で旧ソ連製のツポレフに乗ったからだろうか(笑)。あれで耐性がついてしまった。あの飛行機に比べるとどんな飛行機も楽勝に思える。ましてやドイツの飛行機ならぜったい安心ですぜダンナ。

でも小型機が好きな最大の理由は、なんといってもタラップ搭乗できること。私はだんぜん!ボーディングブリッジではなくタラップ派。タラップを上って飛行機に乗り込むのってワクワクしませんか? それに比べてボーディングブリッジ搭乗の味気なさよ……。
小型機だと、空港の端の方に停まっていることが多いから、シャトルバスで空港を突っ走れるのも好き。整備士が飛行機を整備しているところなんかも間近で見れるし。

ライプチヒ便への搭乗も、やっぱりまずはシャトルバス搭乗からでした。


そしてシャトルバスが着いた先は……。


やったータラップ搭乗だぁ! 着陸時の吐き気もどこへやら、すっかりテンション上がってる私(笑)。

さっそうとタラップを上って機内へ。全員が席に着いて、シートベルトを締めて、いざ離陸!……のはずなのに、1時間近くたっても飛び立たない。おかしい。とうとう機長が出て来て、マイクで乗客に何やら説明を始めた。
まずドイツ語で、次は英語で。私はどちらの言葉もさっぱり分からないが、機長が「ソーリー」と言ったので、何か予期せぬ事態が起こってフライトが遅れていることはわかった。それを裏付けるように、機長の挨拶が終わったとたん、他の乗客がいっせいに立ち上がって飛行機から降り始めた。あわてて私も後に続く。出口でCAに「フライトは中止?」と聞いたら、「NEIN。バスで待ってて下さい」と、さっき乗って来たシャトルバスを指差した。見ると、先に降りた乗客らが次々にそのバスに乗り込んで行く。そしてそのままバスの中で待機。
かわりに、整備士たちが次々に飛行機に乗り込んで行った。どうやら故障が見つかったらしい。

ドイツの飛行機への万全の信頼感が、ガタガタと崩れていった。

信じられない。いったん乗った飛行機から離陸前に降ろされるなんて。いくら国内便の小型機とはいえ、ドイツのフラッグシップなのに大丈夫かルフトハンザ。いや離陸前に故障が見つかって良かったけどさ、乗客を乗せたこのタイミングで故障発覚するか、フツー?
シャトルバス内でこれを書いてる間も着々と時間は過ぎてゆき、もうバスに戻ってから20分は経とうとしてるし。果たして今日中にライプチヒに着けるのだろうか?
やきもきしながら、目の前の飛行機を見守る。整備士たちは搭乗口のドアを何度も開閉して、確認しているのが分かった。それからほどなくして、機長かCAが合図したらしく、乗客は再びぞろぞろと機内へと戻っていく。
……もしかして、搭乗ドアが自動で開閉しないという「不具合」が発覚したから、乗客を降ろして修理したの? としたら、なんか脱力……。その程度の不具合、手動で開閉すればすむことなのにと思うけど、実は「その程度」の不具合でも放置すると大事故につながるのかもしれない。
とりあえず、それからほどなくして飛行機は離陸。なんとか、まだ明るいうちにライプチヒに着けそうでよかった。ほっ。

※いったいいつになったらライプチヒに着くねんって感じですが、まだまだ長い【1日目】は続く!
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