何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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【2日目】ライプツィヒ動物園〈3〉
ライプツィヒ動物園は広い。ちゃんと地図を見ながら歩かないと迷う。だが地図を見るのが苦手+方向音痴な私は、歩きながら同じ場所に戻ってくる、ということが何度かあった。
でもそうやってさ迷っているおかげで、さっきは気づかずに通り過ぎた足元のオブジェに気づく……ということもあった。
というのも、園内のあちこちに様々な木彫りの動物オブジェが設置されており、目を楽しませてくれたからだ。
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それらオブジェのうち、もっとも印象に残ったのがこのワニ。いかにも子どもが乗って遊びたくなるような作りで、表情もユーモラス。

おや、柵の前で、テレビスタッフがカメラをかまえて待機している。なんだろう?
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好奇心に駆られて覗き込んだら、馬の親子がさっそうと厩舎から走り出てきた。
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そうか、春は動物園の出産ラッシュ。私が訪れた6月上旬は、春に生まれた赤ちゃんが、ちょうど一般客に公開される時期だったようだ。

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仲睦まじい馬の親子。見ていて飽きない。

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こちらは、山岳地帯に生息するであろうシカの親子。親ジカが、岩山からの降り方を子どもに教えようと、まずは自分が降りている。仔ジカはそれに続いて、恐る恐る山から降りていた。

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三角屋根の小屋の中で、くつろいでいるシカ。小屋が、実際に山にあるような木やワラで作られているのが目を惹く。なるべく野生に近い環境で飼育したいという動物園の意図の現れだろう。

その「なるべく野生に近い環境で」という園の特徴がもっともよく現れているのが、園の目玉の一つである「キヴァラ・サバンナ(Kiwara-Savanne)」だと思う。
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ぱっと見、どこにも柵がない。隣接する森と公園をうまい具合に借景にして、広大なアフリカのサバンナを再現している。
実際のサバンナと違うのは、ここには、草食動物の天敵である肉食動物がいないところ。なので様々な種類の草食動物たちがのんびりと草を食んでいた。

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オオカミとキリンのハーフのような、ちょっと珍しい動物もいた。肉食動物っぽくも見えるけれど、このキヴァラ・サバンナで暮らしているのだから、草食動物なのだろう。

さっき「柵がない」と書いたけれど、よく見ると、木々に隠れるようにして、木組みの柵で囲われていた。「木の柵を、木で隠す」というわけ。これならよーく見ないと、柵があるとは分からない。
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木の柵のアップ。柵をくくりつけている紐も、木と同じ色のものを使い、目立たないようにしている。

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様々な草食動物が暮らす「キヴァラ・サバンナ」だけど、その中でもっとも目立つのはキリン。人間はテラスのような小高い場所から柵越しにサバンナを見学するのだけど、その柵に一番近いところに、キリンのエサ場が、ちょうど人間の視線と同じ高さに設けられている。なので普段あまり見る機会のない、キリンの食事風景をつぶさに見ることができる。

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長い首を伸ばして、ムシャムシャとむさぼっている。背景に木の柵が見えるが、同じ高さの丸太を束ねるのではなく、わざと高さのまちまちな丸太を束ねているのが分かる。柵ひとつ取っても、こういうちょっとした工夫が、より「野生っぽい」飼育スペースを演出しているのだろう。
ドイツの動物園ってすごい、と私はこの時点で感動しきりだったが、まだこの後、もっと大きな驚きが待っていたのだった。

ライプツィヒ動物園〈4〉に続く。
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