何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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【2日目】ライプツィヒ動物園〈4〉
類人猿施設「ポンゴ・ランド(Pongoland)」。
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ご覧のように、見学者とサルを隔てる「檻」がない。じゃあなぜサルは逃げ出さないのかというと、サルのスペースは見学席より低くなっており、サルはその塀をよじ上ることができない作りなのだろう。(推測だけど)
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見学の邪魔になる檻がないので、とても見やすい。私が訪れた時間は昼に近かったので、あいにくサルたちはほとんど動かず、惰眠をむさぼっているものが多かったが。

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でもただ寝そべっているだけでも、この、なんとも気怠い表情を見ているだけで楽しい。

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このおサルさんにテレビのリモコンを持たせたい。定年後、家でだらだらしているお父さんのような風情がある。

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朝、園で最初に見たフラミンゴの川を、違う角度から見る。……あのう、ここって動物園だよね?と確認したくなるほど、自然の中にとけこんでいる。まるで近所を散歩中に、橋の上から、川に生息している野生のフラミンゴを眺めているようなさりげなさ。

ここが動物園ってことを思わず忘れそうになるのは、檻や柵といった、人間と動物を隔てるものを極力なくしているからだろう。
だがフラミンゴとかはまだ、柵なしで、こうして川を隔てて見学するのは分かる。よっぽどのことがない限り、川を乗り越えて人間に襲いかかってきたりしないだろうし。

私がびっくりしたのはコレですよ、コレ。
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最初に見たときは「あ、ライオンだ〜。のんびり昼寝してる^^」と微笑ましく思った私。だがその直後にハッと気づいた。

あれ……檻がない?
ライオンと人間の間にあるのは、もしかして「川」のみ?
うそおぉぉー!

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驚愕する私をよそに、気持ち良さそうに寝ているライオン。檻や柵など、視界を邪魔するものが何もないので、このようにすっきりした写真が撮れる。

しかしみんな当たり前のように川ごしにライオンを眺めてるけど、これって実はすごい風景では? だってライオンだよ? 今にも襲いかかられるかもしれないんだよ?

さらにコレ。
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虎も、檻などに閉じ込められていない。しかも起きてる(笑)。そして谷間越しに、人間に悠々とした視線を送っていた。
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ライオンも虎も、ポイントは「少し離れたところから」見学することだろう。つまり猛獣と人間の間に、猛獣が乗り越えられないような深い川や、深い谷間が設けられている。なので日本の動物園のように、檻に入った猛獣を間近で見られる、という利点はない。だが当の動物にとっては、狭い檻に閉じ込められるよりずっとのびのび過ごせるだろう。また人間にとっても、そんな風にのびのび過ごす動物を見られるのは利点のはず。
狭い檻の中で、落ち着かずに同じ場所をぐるぐる回っている虎をこれまで何度も見てきた。わざわざ動物園に行って、そんな風に見るからにストレスをためてる動物を見て楽しいだろうか?
ならば、少しくらい動物が遠くに見えても、本来の野生に近い環境でのんびり過ごしているのを見る方がずっといい。

それにしても、やっぱり虎はかっこいい。ライオンが寝てたっていうのもあるけど(笑)、私はライオンより虎派だなやっぱ。

ライプツィヒ動物園〈5〉に続く。
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