何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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Last winner〈第二部〜その4〉「いつ着るの? 今でしょ!」
グランドホテル前に集まった人々は、老若男女実にさまざま。人種も、もちろん欧米人が一番多いけど、私を含めアジア人もちらほら見かけた。

人だかりの中で真っ先に目についたのが、ケムニッツから来たと思われるおじさん&おばさんたち。おばさんは、バラックが1月26日にケムニッツに凱旋した時の写真をプリントしたTシャツを着用。バラックはこういう故郷の熱心なファンに支えられてるんだなあ。
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そしてこの素敵なマダム。「CIAO CAPITANO」と手書きされた鉢巻きを帽子に巻いて、目立ってました。テレビ局のスタッフに「撮ってもいいですか?」とたずねられ、カメラに向かってニッコリ。そしてその様子をカメラの後ろからこっそり撮る私(笑)。
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バラックにはオッチャンオバチャンのファンしかおらんのか!と不安になってきそうだけど、もちろんそんなことはなく。バラックユニを着た青年やギャルもたくさん出待ちしてました。一人〜二人で来てる人が多い中、集団で固まっていて目立ってたのが、若い男女のアジア人グループ。
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彼らが日本人なら話しかけたいところだけど、話してる言葉は日本語ではなかった。にしてもはるばるアジアから、集団で引退試合を見に来るなんてすごい。「同じアジアから一人で見に来てるアンタもすごいわ」って突っ込まれるかもしれないけど、私からすると、集団で来る方が難易度高いと思う。だってそれだけの熱意を持った複数の人と意気投合しないといけないわけだし。
まあでも、この日、この場にいた欧米人たちは、私や彼女たちを見て「バラックはアジア人に人気あるなあ」と思ったに違いない。

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サインしてもらおうと持ってきたのだろう、大きなポスターを持ったスリムなアジア女性。どんなポスターなのか気になる。私がもっと英語が達者だったら、「そのポスター見せて〜」と話しかけられるのに。
手前にいるのはさっき紹介した、「CIAO CAPITANO」の帽子をかぶったマダム。

13番ユニを着たアジア人たちに触発された訳ではないだろうけど、ここで突然、私も13番ユニをかばんに忍ばせてきたことを思い出した。でもなー、ここでいきなりユニを着てファンアピールするのもなー、という恥ずかしさが先に立ち、なかなかかばんからユニを出せない。
だがこのとき、突然! 今年の新語・流行語大賞を受賞したあのフレーズが脳内にとどろいたのだ。

せっかく持ってきたユニをいつ着るの? 今でしょ!

次の瞬間、私はユニを頭上からがばっとかぶったのだった。(着ていたカットソーを脱いでユニに着替えたわけではない。カットソーの上からユニを着たのだ。だって公衆の面前ですし)

……これでも私、2002年W杯直前に「バラックの代表ユニを買おう」とスポーツ店に行ったものの、背番号なしのユニしかなくて、でも「BALLACK13と入れてください」とは恥ずかしくて店員に言えなかったほどシャイだったのに。あれから11年、今ではこんな図太い神経のオバチャンになってもうた

〈5〉に続く
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