何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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Last winner〈第二部〜その6〉「アンドリュー・シェフチェンコ!」
出待ちに参加してから、約30分ほど経っただろうか。ガードマンたちがファンの群れをかきわけ、玄関前に車が停まれるスペースをつくった。黒服でキメた案内役の人たちもその前に陣取り、VIPを迎える準備は完了。
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ホテル前でファンたちが二列に分かれ、VIPを待ち構える。まるで花道。

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窓にスモークフィルムを貼った車が到着するたびにファンがわっと色めき立ち、その車を取り囲んだ。もちろんガードマンたちがファンを選手に近づけないよう制止するが、そのガードマンの腕の隙間からノートを差し出し、サインをもらっている人多数。とにかくすごい熱気だった。

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さっき路上で見た「Ciao MB」カーも颯爽と到着。

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私は人だかりの後ろにいたので(さらに背も低いので)、車から降りる選手たちの顔は背伸びしてもなかなか見れず、写真も撮れなかった。代わりに、翌日の地元新聞の記事をup。
(上列左から時計回りに)ボリス・ベッカー、モウリーニョ、ラーム、クローゼ、カルムント(なぜかこの人だけ食事風景)、バラックにサインしてもらった引退試合のチケットを見せる幸運な韓国人ファン、メルテザッカー、バラック。

上の写真のVIPたちの到着を、私が全てリアルタイムで見れたわけではない。私がかろうじて見れたのは、ラーム、シュールレ、シェフチェンコたち。このうち、シェフチェンコがガードマンに守られてホテルに入っていった後、残ったガードマンが嬉しそうに「アンドリュー・シェフチェンコ!」とコールしたのが印象的だった。彼は個人的にシェフチェンコのファンだったのかも。
その一方で、ちょっとかわいそうな選手もいた。黒人選手で、たぶんドイツではそんなに知名度がないのだろう。車が停まった時にみんながわっと周りを囲んだが、出てきた選手を見て「……だれ?」という空気が流れ、そのまま誰もサインを頼まず、サーッと熱気の波がひいていった。その選手もちょっと苦笑しながらホテルに入っていった。あれはちょっと気の毒だった。

かと思えば、選手でもないのに、やたらファンから注目を浴びた車があった。
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出ました、「WM2006」ナンバーのベンツ。そういえば2006年ドイツW杯のとき、車のナンバーを「WM2006」にした選手がいたっけ、と懐かしく思い出す。あの頃のドイツのお祭りムードが、このナンバーを見て一気によみがえった。
……ただ、肝心の、この車から出てきた選手が誰だったかは人混みに遮られて見えなかった。アカンやん。


WM2006カーのアップ。もちろん窓にはスモークフィルム。

〈7〉に続く
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