何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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変わりゆくだんじり祭
 今、岸和田はだんじり祭<10月祭礼>の真っ際中。だが周りのお年寄りたちは「昔はだんじりは各町内をメーンに回ったが、今は駅前など人の多いところにし か行かなくて、自分らのところにはちっとも来てくれない」と寂しがっている。岸和田に生まれ育った者として、確かにだんじりは昔とは変わったと感じる。

全国から観光客が集まる<9月祭礼>と違い、<10月祭礼>は地味だ。だが<10月祭礼>ならではの見所もある。それは時期的に、黄金の稲穂畑を背景に走るだんじりが見られることだった。それは絵として美しいだけでなく、元々だんじりの起源は、五穀豊穣の祈願だからだ。
だが今では、のどかな田舎の田園風景の中を行くだんじりはほとんど見られなくなった。人の多い場所しか走らなくなったのは、中継するTV局の都合もあるのだろうか。

懐古趣味かもしれないが、やはりだんじりがもっとも映えるのは、黄金に実った稲穂の中を行く光景だと思う。その起源が、五穀豊穣祈願ということを改めて思い起こさせてくれる。 今はもうほとんど見られなくなった光景だから、なおさらそう思うのかもしれない。

他にも、だんじりが昔と変わったところはたくさんある。その一つが大工方の格好だ。子どもの頃は、屋根の上で舞う大工方の、粋な着流しに憧れたものだった。なのに今は、着流しで華麗に舞う大工方を全く見ない。みな法被である。大工方まで揃いの法被だと、「選ばれた人」という感じがあまりなくて、「曳き手が順番で屋根に上ってみました」という感じがしてつまんない。
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