何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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コート狂時代
 秋冬のおしゃれといえばコートだけど、私は自分でもアホかと思うくらいのコート好き。「コートを着る機会がない」という理由で、東南アジアなどの南国には住めないなーと思うくらいに。
いったい自分でも何着コートを持ってるのか把握してなかったんだけど、今日数えてみたら、なんと14着あった。春や秋に着る薄手のコートから、真冬用のダウンまで、バラエティに富んだ品揃え。でもブランドはわりと偏っていて、14着中ほとんどがマーガレット・ハウエルと、そのカジュアルラインのMHL。まあこれはコートに限らずで、油断すると頭の上から靴先まで、さらに腕時計から持ってるカバンまで全身マーガレット・ハウエルでトータルコーディネートしてる日 がわりとある。ブランド側の戦略にまんまとはまり過ぎである。

ハウエルのどこにそんなに惹かれるかはまた別の機会に書くとして、ここではコートについて。14着もコートがあるのは、お気に入りのコートはできるだけ長く着たいし、それなら複数のコートを交代で着た方が傷まなくていいよね、という理由からなんだけど、それにしてもいくらなんでも14着は多すぎ。呆れる。

いったいなんでそんなにコートをためこんだのか、果たしてそんなにコートが必要だったのか?と改めて見直して自分を戒めるためにも、コートの中でも特にお気に入りのものを10着(それでも10着…)選んでみた。

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私が買った初めてのハウエルのコート。見て分かるように、けっこう着古している。つまりそれだけお気に入りで、着用回数が多い。このコートがあまりにも私の理想にぴったりだったので、その後、コートといえばハウエルのものしか選ばなくなることに。

秋の薄手のコートといえば、私は断然トレンチコートよりステンカラーコート派。一応正統派のトレンチも持ってるけど、あまりにも似合わなくてほとんど着てない。なんせ、エポレットが絶望的に似合わないんだな私は。
それより極力飾りを省いた、シンプルなステンカラーコートが好き。ステンカラーが自分に似合ってるというよりも、トレンチほどには着る人を選ばないアイテムだと思う。

このコートは
ちょっとくすんだネイビーの色味といい、きわめてシンプルなデザインといい、ほんのり光沢のある上質な生地といい、まさに理想のステンカラーだ。

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ネイビーのステンカラーばかり着てると傷みが早そうなので、同じ時期にもう一枚、着回せる薄手のコートが欲しくて購入。ハウエルの黒いコートで、服屋ではトレンチとして売られていたけど、シングルボタンだし、エポレットもないし、限りなくステンカラーに近いデザイン。このコートだけは細見え効果を狙って、付属のベルトでウエストをきっちり締めて着ている。
このコート、なぜか首元にもベルトがついているんだけど、一度もしていない。それよりだらんと襟元にたらしている方が好き。だいたい首をベルトで締めるなんて犬じゃあるまいし。SMか。

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私が買ったコートの中で、いや服の中で、恐らくもっとも高い買い物だったマーガレット・ハウエルとマッキントッシュのコラボコート。ゴム引きのステンカラーで、色はカーキ。写真ではうまく再現できていないが、実際はもっと緑色が強く、カーキというよりくすんだオリーブ色に近い。このくすんだオリーブ色というのが、マッキントッシュにはないハウエルならではの色合いで、もうステンカラーは買わないつもりだったのに、この色に惹かれて清水買いした。タグがついた新古品を古着屋で買ったので、定価の半額以下だったけど。それでも私にしたら高い買い物だ。
片方の襟からたれてるチンウォーマーもお気に入り。実際にチンウォーマーをはめることはほぼないと思うんだけど、先に紹介した黒トレンチ同様、襟のところになんかぶらさがってるデザインが好きらしい。

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秋も深まり、寒さも増してきた頃に着たい、ハウエルとハリス・ツイードのコラボコート。これもハウエルならではのくすんだグリーンと、襟元にたれてるチンウォーマーに惹かれて購入。

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チンウォーマー同様、私のお気に入りのコートデザインに「フード付き」というのがある。このMHLのダスターコートも、フードがついたデザインに惹かれて購入。色はカーキ。こうして並べると、本当におんなじ色味のものが多くて呆れる。

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で、フード付きコートといえばやっぱりコレ。いわずと知れたグローバーオールのダッフルコート。ダッフルについての私の思い入れは「ダッフルコートの存在意義とは。」を参照していただくとして。探しまわってようやく見つけたこのコートはヘリンボーン生地なので、同じダッフルでもメルトン生地のものより大人っぽい感じがお気に入り。
これを初めて着たときは「いくらヘリンボーン生地とはいえ、やっぱりダッフルってけっこう重いな」という印象だった。だがそれを上回る重量のコートがあったのだ。そしてそのコートもやはりダッフルだった。

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私の持ってるコートの中で、間違いなく最重量であろうMHLのダッフル風コート。色はネイビー。
「ダッフル風」としたのは、フードもチンウォーマーもないからだ。正統派のダッフル好きからはあまり認めたくないコートだろうけど、わざと肩を落として着るドロップショルダーのデザインと、丸襟がかわいくて購入。実際、着ると体を包み込むような丸っこいシルエットになってかわいい。
だが重い。メルトン生地で、しかもロング丈なのでずっしりくる。グローバーオールのダッフルが軽く感じるくらいに。
生地がぶあついからあたたかさは充分。真冬でもいける。でも真冬はやっぱり、ふだんの通勤にはもっぱら軽くてあたたかいダウンコートを着ていた。じゃあこのコートの存在意義ってなに。「かわいい」しかない。でもそれだけで充分と思うくらいにかわいいコートだ。だから今後も重さを我慢して着る機会をつくりたい。(なんか間違ってる気がするけど)

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真冬用のウールコートなら、私はPコートよりもダッフル派。なのに「一着くらいPコートがあってもいいよね」と余計なことを考えて、ハウエルのカシミヤ入りPコートを購入。色はチャコールグレー。軽くてあたたかくて、真冬のおでかけスタイルにぴたりとはまる。


真冬に着るダウンコートも、やっぱり好きなステンカラータイプを選びたい。というわけで購入したMHLの定番、ダウンのステンカラーコート。色はベージュ。 ダウンなのにすっきりと着膨れしないデザインがお気に入り。……のはいいんだけど、すっきりした見た目を重視しているのか、中に入ってるダウンが少なめで、ダウンコートのわりにはそんなにあたたかくない。

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そこで去年の冬は、もっぱら新しく購入したこのダウンを着ていた。MHLのショートダウンで、色はくすんだピンク。私がピンクのコートを着るなんて!と自分でも驚くが、暗いコーデが多い冬にはいいアクセントになっている。

こうして振り返ってみると、やっぱりどれも好きなコートで、多すぎるからといって捨てられるようなものは一着もない。だから今後はもう、よっぽどでない限り(真冬にシベリア行くとか)買い足さないようにしないと。この記事は私の「もうコート買いません」という誓約書がわりでもあるのだ。

でもまたいつか、ぽちっと衝動買いしちゃいそうな気もする…(ぼそっ)。
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