何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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日本語の洪水、九ふん。
■一日め〈12月25日〉

「甘記華茄刀削麺」で遅いお昼ご飯を食べた後は、九份へ。
九份といったら台湾屈指の観光地だし、とりあえず行っとこう、という軽い気持ちの九份観光。できれば事前に、九份を舞台にした映画『非情城市』を見ておきたかったけれど、ツタヤにもゲオにもなかった。実店舗だけでなく、ネットレンタルのツタヤディスカスにもない。ヴェネチア映画祭グランプリの有名な映画やのに、なんでやねん(怒)。日本のたいていのガイドブックにも「九份は映画『非情城市』の世界」とか書かれているのに、その映画を日本で見る機会がほぼないってどういうことやねん。
ちなみに九份といったらこれも有名な映画『千と千尋の神隠し』は、興味がないので見ていない。

台北市内から九份には、バスで行くのが安上がりだと事前にネットで調べていた。そこでそのルート通りに、忠孝復興駅の2番出口を出る。するとそこはSOGOの中。そのままSOGOを出て前の横断歩道を渡ると九份行きのバス停がある。この時は、バス停の後ろにすでに長い行列ができていたので、すぐ分かった。

このバス停から、1062番の「金瓜石」行きのバスに乗車。すると乗り換えなしで九份に行ける。ネットには片道115元(460円)で行けると書いてあったけど、この日はさらに値下がりしていて、片道100元(約400円)だった。やすっ。

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バスに乗ってお金を払うと、バスの写真がプリントされたプラスチックのカードを渡された。その下に持っているのは悠遊卡(EasyCard)。桃園國際空港で買ったのだけれど、その際にカウンターの係員に念を押されたように、ここで買うとカード返却時に、デポジットの100元が返ってこない。私は空港から台北市内行きのバスに悠遊卡を使おうと思って空港で買ったが、そのバスでは悠遊卡は使えなかったので、空港で買った意味ナシ。台北市内のMRT駅で買った方が、カード返却時にデポジットの100元が返却されてトクなので、次からは台北市内のMRT駅で買おうと思う。
まあ次に台湾に行く時は、桃園國際空港と台北市内を結ぶMRTの路線が完成している可能性が大。なので空港のMRT駅で悠遊卡が買えるはず。

バスに乗って約1時間半。他の大勢の乗客と一緒に「九份老街」のバス停で降りる。台北市内では小降りだった雨が、本降りになっていた。
九份は予想以上にすごい人。ショップが軒を連ねる基山街を、人ごみをかきわけるようにして芋圓の有名店「阿柑姨芋圓」に向かう。一応飲食関係の執筆業なので、「おいしい」といわれている店にはとりあえず行こうと思っていた。九份だと「阿柑姨芋圓」だ。
幸い、それほど並ぶこともなく店内に入れた。一人なので、窓に面した展望席にもスッと座れた。二組のカップルの間に席が一個、ぽつんと空いていたのだ。こういうときに一人旅の身軽さを感じる。
雨なので展望はイマイチだったけれど、つくりたてという芋団子はホクホクで、その素朴な甘みが疲れた体を癒してくれた。
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この芋団子さえ食べられれば、後は特に目的がない九份。傘の花が咲くなか、とりあえず夕方まで街をうろうろする。往年の「アジアのゴールドタウン」はすっかり観光地化していて、ノスタルジックな風情も何も感じられない。日本からの団体ツアー客も多く、日本のどの観光地より日本人が多いんじゃないかと思うほど、日本人でごった返していた。私もツアーの添乗員にツアー客と間違えられて、声をかけられてバスに乗せられそうになった(笑)。

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「阿柑姨芋圓」の向かいにあった「九份秘密基地」と、放し飼いらしき犬。

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観光地によくある、顔出し看板の集合スペースもあった。

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家族連れもよく見かけた。子どもの「もう帰ろうよ〜」と言う日本語が聞こえ、声の方を見ると、その親がイライラしながらその子を叱っていた。そりゃ、小さい子にはつまらないだろう。無理に連れて来る親が悪い。
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でも、ちょっとメーンルートを離れるととたんに人がいなくなり、静かに「坂の町」の風景を楽しむことができた。
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「九份は帰りのバスが激混み」と聞いていたので、夕景を楽しむのもそこそこに、17時頃バス停に行く。台北行きのバスが停まるバス停は、思ったより待ってる人が少ない。と思ったら、後からどんどん人が増えて来た。
ここではバスに乗り込む順番などなく、とにかく早いもの勝ちだと聞いていた。幸い、しばらくして来たバスは私の目の前に止まったので、そのまますんなりバス に乗れた。が、後ろの方では人ごみをかきわけ、我先に乗り込もうとする人たちのバトルが繰り広げられていた。家族連れは特に大変だったようで、こういう時にもまた、一人旅の身軽さを感じる。
バスの車中では、台北に着くまでの一時間半、ずっと兄弟らしき日本人の子どもが3人、大声ではしゃいだり歌ったりして 騒々しかった。親は全く注意しないし。九份でもひっきりなしに周囲から日本語が聞こえてきたし、台湾に来て一日目で、早くも日本人の多さに……というか、 聞こえて来る日本語の多さにげんなりする。日本人が多いのは、そういう私も日本人だから別にいいんだけど。周囲から聞こえてくるのが日本語ばかりだと、「異国にいる」という感じがしない。

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そうこうしているうちに台北に到着。駅に行くためSOGOの前を通ると、クリスマスツリーが目に飛び込んで来た。すっかり忘れていたけど、そういや今日はクリスマス。これからディナーを食べに行かなくては。

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これが今夜のディナー。ホテル近くの大衆食堂「八珍小吃」で食べた「快餐」という定食で、ご飯、スープに、四品のおかずがつく。見た目茶色ばっかりで地味だ けれど、いかにも家庭料理といったほっこりする味付けで、しみじみおいしい。「台湾料理の味付けは日本人の口に合う」とはこういうことかと納得した。
一人用の定食というのがまた、一人客にはありがたい。店に入ったのは閉店間際の21時前だったけれど、快く注文を受けてくれたり、「お客が自分でご飯とスー プをよそう」という店のルールを私が知らないと気づくと、ご飯とスープをよそって持って来てくれたりと、店員さんの対応もあたたかかった。

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路地裏の大衆食堂。次は複数で来て、いろんな料理を頼んでみたい。
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