何年たっても、まだ狂ってる。
Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
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交わらない平行線
「レーヴはバラックとの和解を願っている」という記事がドイツの各メディアに出たのが12月17日。それから2週間たったけど、バラックからのリアクションはなし。まあ今はシーズンオフで、バラックは休暇中というのもあるだろうけど。
でも実際、難しいよね和解。バラックもレーヴも「あいつが嘘を言ってる。自分の言い分が正しい」と言い合ってた訳だから。和解するとすれば、どっちかが「自分が嘘をついてた」ってことを認めなくちゃならない。
「あのさ、こないだはちょっと言い過ぎた……ごめん」
「いや、こっちこそ……ごめんな」
って感じの、爽やかで単純な仲直りは無理っぽい。(少年漫画か)
メディアに対しての説明責任もある。あんなにおおっぴらに、メディアを使って喧嘩してたんだから、今になって「二人で話し合って和解しました。どっちが嘘ついてたかって? んなこたぁどーでもいいんですよ」とはいかないだろうし。ドイツメディアは容赦ないからなー。矛盾点をとことん追求してくるぞ。

それに一言で和解といっても、レーヴの考える和解、つまり解決と、バラックのそれとは根本的に違っている。
「我々はこの問題を、もっとより良い方法で解決しなければならなかった」
と今になってレーヴは言うけど、彼にとっての「この問題」とは、バラックを代表から切り離すこと。つまり、円満に代表から引退してもらうために、もっと良い方法があったはずだという後悔。
でもバラックは秋に英国メディアに語ったように、「怪我を克服してから、一度も代表復帰のチャンスが与えられなかった」ことに今でも不満を持ってる訳で。せめて一度はチャンスを与えてほしいと願ってるのに、監督は円満に引退してもらうことしか考えてないという……。これではいくら話し合っても平行線をたどるだけだ。二人の考える「解決」の方向が完全に食い違っている。互いに納得する、着地点ってものがない。
もちろんレーヴも心の中では分かっているだろう。バラックと本当に和解したければ、彼に一度、代表復帰のチャンスを与えることだと。でもそれはできないから、「ものごとはいつか分解する」みたいな抽象的な言い回しで、「いつか和解できるだろう」と示唆する訳だ。……「いつか」っていつ? 「和解を願ってる」というのはポーズだけで、本気で和解しようとは思ってないようにも感じとれる。

同じように代表を強制引退させられたフリンクスが、今年の6月に「今はもうレーヴと和解している」とコメントしたけど、いずれバラックもそうなるだろうと踏んでいるのかもしれない。でもフリンクスの時よりもっと問題の根っこは深いだけに、「いつか和解」なんてことにはならないだろう。どちらかが折れなければ、永遠に交わらない平行線。
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